2023年の あおばユーストライ

2023年のあおばユーストライは中高生合わせて50名の参加がありました。ボランティア先は8か所あり、それぞれの活動が充実したものとなりました。

2023年のボランティア先

あおば子ども食堂(もえぎ野地域ケアプラザ 青葉区社会福祉協議会)
子ども食堂のボランティアでは、子ども食堂のスタッフの方から話を伺いながら、配膳は食事を運んで、利用者の方との交流しました。厨房で調理のお手伝いやおにぎりづくりを任される日もありました。参加した中高生は子ども食堂に対しては、困難を抱える子どもが食事をするところというイメージを持っている人が多かったようです。しかし、実際には家族での利用や、親子でやってきて楽しそうに食事をする様子を見て、イメージが変わったようです。また、ボランティア自体に対しても思った以上に楽しいという感想を持つ人が多く、今後も参加したいと話をする高校生もいました。

青葉ふれあい農園
農園では、サツマイモの苗植えと草取りなどの畑の整備を行いました。農園の方から直接話を伺いながら、農業の面白さと大変さ、日ごろのご苦労などを知る機会となると同時に、普段から農園のボランティアをされている方との交流も貴重な時間となりました。「なかなか聞くことができない話を聞き、普段できないきことがたくさんできた」と参加した高校生が感想を話してくれました。

あおばおもちゃのひろば
おもちゃのひろばは朝から夕方までの1日のボランティアでした。活動内容は、会場の設営、おもちゃの設置、利用するこどもたちとの交流、後片付けまで行いました。工作ワークショップのお手伝いも行いました。参加した中学生は「子どもたちととても楽しく遊べました。小さい子どもに関わろうとする姿勢が大事だということを学びました。おもちゃの広場は年齢制限も障がいの有無なども関係がなく、だれでも遊びにこれるフラットな空気が素敵だなと感じました」と感想を話してくれました。

下市ヶ尾町内会盆踊り

下市ヶ尾町内会の盆踊りでは店舗を一つ任されました。大学生の企画で紙コップ射的をすることになりました。主に小学生や未就学のお子さん対象の出店として、約150名の来客がありました。
射的をやりたいと来た子どもに、紙コップを切ってそこに風船をくっつけて鉄砲をつくってそこに紙を丸めたボールをつくって的にあてる。的も中高生のボランティアにイラストを書いてもらい手作りのものとした。また、中途障がい者を支援する「青葉の風」さんの製作物販売ブースでも売り子のお手伝いをして売り上げに貢献しました。

Uchi With(うちうぃず)

Uchi Withは未就学児と小学生対象の打ち水イベントで、市ケ尾第三公園で行いました。水鉄砲で掛け合いながら、打ち水をして暑さを乗り切ろうと、高校生と大学生が企画して行いました。70名を越える参加者があり、ボランティアの中高生もびしょ濡れになって楽しんでいました。準備から片付けまで行い、単にイベントに参加するというだけでなく、当日の運営を経験することで、イベントを実施することの大変さと面白さを同時に味わっていたようでした。「次は企画から参加したい」という高校生もいました。

もえぎの地域ケアプラザ夏祭り

高齢者の通所施設での夏祭りのお手伝いで、一緒に盆踊りを踊って、射的とキックボーリングのブースを担当しました。普段接することの少ない高齢者の方といかにコミュニケーションをとるかを工夫してゲームを進行していました。福祉施設に興味があったという高校生は自分たち以外にも大人の方がボランティアに来ている様子を見て、「大人になってからも積極的ボランティアをする人がいることに驚いた」と感想を寄せてくれました。

荏田西地区ふるさとまつり

荏田西地区ふるさとまつりでは焼きそばとわたがしの店舗でボランティアを行いました。焼きそばは鉄板が熱くそれだけでも大変だったようです。わたがしはいかにうまく作るかが難しく、うまくできたり、できなかったりでお客さんの反応もそれで違っていたとのことです。地域の方に教えられながら少しずつできるようになっていったようです。参加した中学生は「お祭りには参加したことはあっても運営する側には回ったことがなかった。かかわりを持っているほうが楽しい」と話してくれました。